September 9, 2009

果たして、コラーゲンを食べたら肌がぷるぷるになるのか?

理系で生物をかじったことがあるヒトなら、普通こう答えるでしょう。

「コラーゲンはタンパク質。タンパク質は、消化管の中でタンパク質分解酵素によってアミノ酸に分解されて吸収されるから、口から摂取したコラーゲンがそのまま皮膚に行って、お肌がぷるぷるになることはない。コラーゲンの材料を補給することにはなるだろうけど、吸収されたアミノ酸が全てコラーゲンになる訳でもない。」

私も、こう答えてると思います。

でも、昨日見たテレビ番組に見ていた専門家の答えは、ちょっと違いました。

「口から摂取したコラーゲンが、分解されずにそのまま体内に吸収されるのなら、体内で異物として認識されてアレルギー反応が起こり、とんでもないことになる。そんなことは起こらないから、口から摂取したコラーゲンが体内に直接入ることはない。」

うーん、こっちの方が説得力あるなぁ。
(ちなみに、ネズミにウシのコラーゲンを(2回)注射すると、アレルギー反応が起こって関節リウマチのような症状を起こします。)

1つ目の説明だと「でも実際に入ってるかもしれないじゃない」なんて反論されたら、「実際に入っていないこと」をこちらが説明しなくてはいけません。

2つ目の説明では、「入っていたらこうなるはずだけど、そんなことは起こっていない」とこちらが論じているので、反撃の余地を与えません。

賢い議論というのは、こうするんだなぁ、と感心してしまいました。

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牛スジとか食べると肌プリプリになるのは気のせいだったのかぁ

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